6月22日(土)AbemaTV3周年記念1000万円シリーズスペシャルマッチ『那須川天心vs亀田興毅』
本番前日の21日(金)に、日本ボクシングコミッション(JBC)と日本プロボクシング協会(JPBA)は異例といえる共同声明を発表した。
共同声明
ボクシングは最古のオリンピック種目の一つであり、また他の単なるショービジネス的競技とは一線を画して、長い歴史の中でスポーツとして認知されてきたプロ競技でもある。
我々各団体はこれまで、ボクシングがそうした競技スポーツであるという自負を持って、世界諸団体とも協働しながら、安全性重視の姿勢等に基づき、公平・公正なルールを策定し、その運営に務めてきた。
しかるに、近時「ボクシング」「ボクシングルール」などの名の下、商業性のみを追求する一方、安全性を軽視し、公平・公正とは言い難い運営をするイベント、企画等(「非ボクシングイベント等」)が散見される。これらは、競技スポーツとしてのボクシングに長年にわたり寄与し、発展させてきた我々各団体の努力を踏みにじるものであり、看過できない。また、安全性、健康管理上も極めて重大な危惧がある。スポーツ文化を守り、ボクシングの健全な発展を改めて期するため、我々は下記の通り宣言する。
記
1、非ボクシングイベント等には関与、協力しない。
2、非ボクシングイベント等の不当性を、今後も世論に訴え続ける。
3、非ボクシングイベント等に参加した格闘技選手等が、我々各団体が定める手続きを経た上で、競技スポーツとしてのボクシングに参加することについては、門戸を開放し、これを歓迎する。
以上
JBC安河内剛事務局長 コメント
ボクシングという看板を利用している格闘技イベントや団体が増えてきて、ボクシングそのものが浸食されてきている。大阪ではライセンスのない人がボクシングを興行しました。公式記録にも載らないような試合。これからも横行しそうなので、今のうちにクギを刺そうと。牽制の意味も込めて、ボクシング界としてのポリシーを声明として出しました。
最近はボクシング界もタガが緩んできて、非公式イベントに協力することでボクシング自体が脆弱化していくということを意識していない。だからボクシング界もそこをしっかり意識しましょうというアピールもある。一方で、これまでボクシング界も敷居が高すぎた。我々も襟元をただして、門戸を開放できるところはしたい、ということも声明に盛り込んでおります。我々もしっかり意識を持って新しいボクシング界を模索していくという意味でも、しっかり自分たちの立ち位置を認識していこうということです。
この共同声明はAbemaTVさんに向けたものではありません。たまたまこのタイミングになっただけです。
「この共同声明はAbemaTVさんに向けたものではありません」とあるが、放送前日のタイミング的に「那須川vs亀田」を牽制したものと思われる。この影響か、ゲストとしてAbemaTVに出演予定だった薬師寺保栄氏、木村悠氏の両名が出演取り止めとなった。
試合は58.5kg契約で行われ両選手共に前日計量をクリア。ルールは当日発表となった。「特別ボクシングルール」であることは既に発表済み。あとはラウンド数、ヘッドギアの有無、何オンスのグローブを使用するのか、が注目される。
6月22日(土) 19:00 〜 AbemaTV生中継
▼夜7時〜
選手会場入り中継
亀田興毅現役最後の試合「ラスト亀田」放送
▼夜9時〜
生放送本番スタート
格闘好き芸能人勢揃い!最終国民生予想特別企画
▼夜10時30分頃〜
那須川天心VS亀田興毅 スペシャルマッチ
- 那須川天心
- 亀田興毅
- <MC>
- 千原ジュニア
- <実況>
- 田中大貴
- <解説>
- 魔裟斗
- <特別ゲスト>
- ガッツ石松
- <ゲスト>
- 関根勤
- 土田晃之
- Zeebra
- 山本博(ロバート)
- 数原龍友(GENERATIONS)
- はじめしゃちょー
- 朝日奈央
- 北原里英
- 大原優乃
- 岸明日香
- ※薬師寺保栄さん、木村悠さんの出演は取り止めになりました

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