2020年2月28日(日)『Cygames presents RISE ELDORADO 2021』(横浜アリーナ)
今大会に参戦が決定していた原口健飛(FASCINATE FIGHT TEAM)の対戦相手がペットパノムルン・キャットムーカオ(タイ/Kiatmoo9)と発表された。
ペットパノムルンは現GLORY世界フェザー級王者。戦績は164勝(27KO)36敗3分。タイ人の試合数の多さは驚くところではないが、注目すべきはその戦場。2016年~直近試合の2020年2月まで、ほとんどの試合をGLORYで戦っている。RISEとほぼ同じルールのGLORYでヒジ無しキックに完全にアジャスト。2018年にフェザー級王者となり四度の防衛に成功している。ONE Championshipにムエタイ、キックの強豪が集う中、非ONE最後の大物ムエタイ戦士と言える。
63-65kgでこのレベルの外国人を相手にできる日本人は二人。原口健飛と野杁正明だ。野扖が階級を上げた現状、日本スーパーライト級は”原口独占階級”と言ってもいい。それほど今の原口は強い。原口がこの階級で世界のどの位置にいるのかが見えてくるこの試合だが、ペットパノムルンは原口にとってはRISEトーナメントに参戦予定だった(コロナ禍で中止)チャド・コリンズやヌンラーンレックより遥かに厄介な相手となる。
【最新試合】2020年2月29日『GLORY 75』(オランダ)
GLORY世界フェザー級タイトルマッチ
ペットパノムルン・キャットムーカオ(タイ/王者)
セルゲイ・アダムチャック(ウクライナ/同級1位/挑戦者)
2017年12月9日『GLORY 49』(オランダ)
ペットパノムルン・キャットムーカオ(タイ)
ザカリア・ゾウガリー(オランダ)
コメント